2012年9月16日から21日の6日間、前田照夫教授、 Lawrence M. Liao 特任准教授、河上眞一准教授の3名が、フィリピンの Visayas State University、Southwestern University およびCebu City Government Abattoir を訪問しました。
今回の訪問の目的は、動物生産科学主専攻プログラムにて実施予定の海外実習開講のための予備調査および打ち合わせでした。
9月17日にマニラ市からレイテ島タクロバン市に航空便で移動し、陸路にてVisayas State Universityが位置するバイバイ市に到着しました。18日には大学の各学部を訪問後、農学部のスタッフと海外実習に関する意見交換会を行いました。
Visayas State University の学長室にて(右端が学長のDr. Jose L. Bacusmo)
19日はバイバイ市から陸路にてオルマック市に移動し、高速艇にてセブ島に到着しました。
セブ市内にあるSouthwestern UniversityのElsa A. Suralta学長を表敬訪問し、大学の動物病院や各研究室を視察した後、大学の講義室において広島大学と本研究科を紹介するセミナーを行い、大学のスタッフおよび学生との意見交換を行ないました。
セミナーを行う前田教授
Southwestern Universityでのセミナーの様子
20日はセブ市内にあるCebu City Government Abattoir を訪問しました。このAbattoir は屠畜場、保健所、ゴミのリサイクル等の業務を複合的に統括する組織であり、Alice T. Utlang代表を始めとするスタッフらと海外実習の可能性について意見を交換しました。
Cebu City Government Abattoirにて(左から2人目が代表のDr. Alice T. Utlang)
今回の訪問において、これらの大学・施設との協調により来年度の海外実習開講が可能であると判断されました。