2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加

2016年8月9日から8月18日までの10日間、生物生産学部の動物生産科学コースと生物圏環境学コースの学生17名と引率教員3名が、フィリピンのレイテ島にあるビサヤ州立大学(VSU)で海外演習を行いました。

2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加

VSUスタッフとの記念撮影

2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加

農学部長(左)、VSU学長(中央)、Dr. Liao(右)

一行は、マニラ経由でレイテ島のタクロバンという所に飛行機で渡りました。
そこからバスで約2時間、レイテ島バイバイ市にあるビサヤ州立大学に到着しました。

到着した夜、一行は、VSUの記念舞踏会(Anniversary Ball;年に一度のイベント)に招待され、おいしい夕食をごちそうになりました。このパーティーは舞踏会と名のついているように、学長をはじめとして大学のスタッフが正装し、ダンスを楽しむ会でした。少し戸惑い気味の学生さんたちも途中から積極的にダンスに参加し、インストラクターに倣い、閉会まで延々と踊り続けました(日本からの長旅の後、即パーティーに参加し、1時間以上も踊り続けたため、かなり疲れた様子)。

2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加

記念舞踏会

2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加

レチョン(子豚の丸焼き,フィリピンの伝統料理)

翌日から、動物生産科学プログラムと生物圏環境学プログラムに分かれて、授業や実習が行われました。

動物生産科学プログラムでは、在来ヤギの削蹄、水牛の搾乳、ロデオ(ウシを投げ縄で捕獲)、乗馬実習など、日本では体験できないことをたくさん行いました。

生物圏環境学プログラムでは、フィリピンの農業や環境に関する授業の他、学内の食品工場の見学、生態観察、熱帯雨林再生の植林などを行いました。 

このほか、両プログラム共通の内容として、大学内の研究施設見学、現地の農家や幼稚園の視察と交流、パイナップル農場見学(とれたてのパイナップルの試食あり),肉牛生産牧場見学,マングローブの植樹、マーケットの視察、VSU学生とのレクリエーションによる交流など、盛りだくさんの内容をこなしました。

引率した教員(Liao、山本、前田)もセミナーを行い、多くの方に参加していただきました。

2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加
2016年8月 生物生産学部生がビサヤ州立大学での海外演習に参加

最終日には、フェアウエルパーティーが行われ、お互いの文化交流(ダンス)で大いに盛り上がりました。

滞在中は、大学のゲストハウスに宿泊し、食事もおいしく快適に過ごすことができ、ビサヤ州立大学の教職員・学生のホスピタリテイに支えられて、充実した演習を行うことができました。


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