保険適用でできるがんゲノムプロファイリング(CGP, がん遺伝子パネル)検査は、固形
がんに対して5種類で、腫瘍組織検体を使ったCGP検査が3種類と血漿(血液検体)を
使ったCGP検査が2種類あります。また2025年3月より造血器腫瘍(血液がん)に対して、
CGP検査が一種類、保険適用となりました。
(1)固形がんに対するCGP検査
腫瘍組織検体がある場合には、組織CGP検査を優先して行います。腫瘍組織検体がない
場合や、医学的な理由で腫瘍組織検体が使えない場合には血漿CGP検査を行います。
また、組織CGP検査で解析に必要なDNA量が回収できなかった場合、血漿CGP検査に
切り替えて検査を行います。
1)腫瘍組織検体を使ったCGP検査
2)血漿(血液検体)を使ったCGP検査
(2)造血器腫瘍(血液がん)に対するCGP検査