広島大学病院の最新治療がわかる本　好評発売中

このたび、「広島大学病院の最新治療がわかる本」を広島大学病院で出版しました。
大学病院は一般の病院とは違う部分を有しており、そのことを少しでも皆様に知っていただくため、そして医療情報の公開を目的に、それぞれの疾患に対する担当医師が誰にでもわかるよう噛み砕いて執筆しました。
この本は、大学病院だけでなく、他の病院にかかっていらっしゃる方も、自分が受けておられる治療が標準的かどうか、またその疾患に対して先進的な治療法がないかなどの参考にお役立てていただければ幸いです。

広島大学病院長　越智光夫

当院の専門医が、「患者さんが治療を受けられるときに、少しでも安心して受診できるように」という目的で作成したガイドブックです。医科51疾患、歯科19疾患の最新治療（治療方針・手術方法・実績・成績など）を、皆さんに「実際に役立つ情報」として紹介しています。
がん・脳・心臓疾患から、生活習慣病、膝治療、うつ病、歯の治療まで、患者さんの多い疾患と先進的治療を中心に掲載しています。

『広島大学病院の最新治療がわかる本』
　　　　広島大学病院　編著
＜納得した治療を選択する案内書として＞

ケーススタディのスタイル
現場の専門医師が、症状別に1例１例、ケーススタディのスタイルで、患者プロフィールからはじまり、診断・検査、治療方針と説明（インフォームド・コンセント）、治療内容・特色、合併症、術後の経過、退院後の注意点と通院と、一連の治療の流れに沿って、具体的に分かりやすく、その治療法を解説しています。
実績・成績を公開
がんの疾患などを中心に、症例数、5年生存率、合併症、死亡率などを公開しています。
「その他の診断・治療」のパートを設置
症例別治療のほか、「その他の診断・治療」のパートを設け、当該科でのその他の疾患の治療法についても解説しています。
セカンド・オピニオンの活用に最適
あなたが現在受けている治療が、標準的な治療かどうか、先進的な治療法とはどんなものかなど知りたいときなど、セカンド・オピニオンを求めるときの参考書として最適です。
医療用語の分かりやすい解説
疾患の中身、医療用語、検査用語など詳しい説明をしていますので、もっと詳しく病気のことを知りたいときや、実際の治療の中で分かりにくい言葉に出合ったときに参考になります。
画期的な実用書
豊富な事例にもとづき、実際の治療法を解説していますので、一般の方から医療関係者、医学生、看護学生まで役に立つ、画期的な実用書です。