熊本地震でドローン活用 調査隊が帰着

 熊本地震の被災地で、小型無人機ドローンを活用し被災状況などを確認していた広島大学病院高度救命救急センターの貞森医師たちのチームが、4月28日(木)午後5時40分ころ本院へ帰着しました。

 この被災地支援は、広島大学独自の取り組みです。16日からのDMATとしての出動に引き続き、震度7を観測した熊本県西原村からの要請により19日から、村や自衛隊、国土交通省の担当者などと協力し、住民避難計画検討のための地割れ調査や集落の被害状況の撮影、薬剤の運搬模擬飛行などにドローンを活用しました。撮影箇所は20カ所余りに上ります。西原村の日置村長は「撮影していただいた映像は、2次災害防止に大変役立ちました。感謝します。」と話していました。貞森医師は「医療現場でICTを活用することを研究してきた。今回役に立つことができた。」と更なる研究に意欲を燃やしています。
 貞森医師たちは救命救急活動現場の安全確保を目的に、2年前からドローンを活用した撮影実験に取り組んでいました。

 なお、今回の支援活動では、以下の企業の皆様にもご協力をいただきました。
 この場を借りて、お礼申し上げます。

  アンビエントメディア ( http://www.ambientmedia.jp/ )
  インフォコム ( http://www.infocom.co.jp/ )
  最先端表現技術利用推進協会 ( http://www.soatassoc.org/ )
  シスコシステムズ ( http://www.cisco.com/c/ja_jp/ )
  ソニービジネスソリューション ( http://www.sonybsc.com/ )
  フォーラムエイト ( http://www.forum8.co.jp/ )
  モバイルクリエイト ( http://www.mcinc.jp/ )
  B.b.design ( http://www.bb-design.co.jp/ )
  ciDrone ( http://cidrone.jp/ ) 
 ※(50音順)

調査隊が本院へ帰着

調査隊を拍手で迎える医師や職員

活動状況を平川病院長らに報告

西原村役場で撮影状況の報告(中央が貞森医師)

ドローンで撮影した被災地の状況

【お問い合わせ先】
広島大学病院総務グループ
電話 : 082-257-5418
メールアドレス : byo-toku-chousa(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
※(AT)は半角@に置き換えてください。


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