「看護師特定行為」県内初の研修指定校 受講者6人集い開講式

 広島大学病院は本年度から、在宅医療を進めるため一定の診療補助を行う看護師を養成する「看護師特定行為研修」指定校になり5月7日、開講式がありました。広島県内では初の研修機関となり、県内から集まった6人が受講します。

 式には木内良明病院長、研修の責任者となる田妻進教授(総合診療科)、山本雅子看護部長らが出席、病院長が「在宅医療のマンパワー強化のため期待を集めているが、病院などでのきめ細かな患者サービスなどにも生かせる」とあいさつしました。

 特定行為は研修を受けた看護師が、呼吸器の調整や創傷管理など21区分38の診療補助行為を手順書に従えば、医師の判断を待たず実施できるとするものです。広島大学病院では、このうち6区分について約1年間にわたり研修します。

木内病院長(左端)から受講証を受け取る受講者

木内病院長(左端)から受講証を受け取る受講者


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