外国人患者増へ対応 医療翻訳機の院内研修

 広島大学病院における外国人患者受け入れ体制整備を進めている国際医療支援部は2月16日、「医療翻訳機の効果的な利用について」と題する院内研修を開きました。医師や看護師、事務職員など約10人が参加しました。

 国際医療支援部の和田良香副部長が外国人患者の受け入れ状況や課題などについて説明。2020年度から徐々に外国人患者が増えているとし、「23年度(1月末現在)は1537人を受け入れ、4割で通訳が必要だった」としました。翻訳機は現在10台を保持、フル稼働状態です。この後は翻訳機メーカーの担当者からレクチャーがありました。

 一方、外国人患者の受入れに意欲があり、基準を満たしていることの認証「ジャパンインターナショナルホスピタルズ(JIH)」の3年更新の時期にあたり、1月に審査を受けて更新が認められました。


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