緑内障の早期診断・治療のため眼科受診の重要性を訴える「世界緑内障週間」(3月10日～16日)に合わせた「ライトアップinグリーン運動」が全国で行われ、広島大学病院もその一環としてJR広島駅前のエールエールA館をグリーンにライトアップしました。

　緑内障は中途失明原因の第一位で、高齢になるほど有病率が高く、高齢人口の増加により患者数が増加していることが推定されています。近年は治療する薬剤も増え、手術療法も選択肢が広がっています。早期発見し、継続治療することで日常生活に支障ないレベルにとどめるケースも増えていますが、自覚症状が少なく、気づかない場合が多いとされています。

　日本緑内障学会ではこうした正しい知識を広め、眼科受診を促す目的で、緑内障のシンボルカラーのグリーンにライトアップする啓発活動を展開。広島大学病院眼科も広島駅南口開発株式会社の協力で、エールエールA館のライトアップに取り組みました。