世界的な胸部外科手術書に岡田教授と見前助教が執筆

 世界で最も読まれている胸部外科の手術書『Mastery of Cardiothoracic Surgery(胸部外科の熟達)』の第4版(1300ページ余り)が全面改訂され、執筆陣に日本を含めアジアの医療機関から唯一、広島大学腫瘍外科の岡田守人教授と見前隆洋助教が選ばれました。2人は、「大変名誉なこと。私たちが解説した術式が世界に広がり、多くの患者を救えれば」と語っています。

 『Mastery of Cardiothoracic Surgery』は、ウォルターズ・クルワー社が出版する医学書で、世界を代表する専門家が肺や心臓疾患に関する治療手順、手術手技、合併症管理などを解説するものです。専門医や研修医にとって重要な指針となっています。

 岡田教授と見前助教は、胸腔鏡下手術による区域切除について執筆し、患者の負担を軽減しつつ根治を目指すポイントを、図版や写真を用いて11ページにわたり英文で詳述しています。

 この第4版は、米国の外科権威から執筆依頼を受け、2024年10月23日に刊行されました。

岡田守人教授

岡田守人教授

見前隆洋助教

見前隆洋助教

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