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職場環境充実や危機対応で貢献 5人4部門を病院長表彰 ファインプレー賞には3人

 本院の医療サービス向上や発展に貢献した5人と4グループに、安達伸生病院長から3月17日、表彰状が授与されました。表彰は今回で28回目。また、重大インシデントになりえた事案を未然に防いだ「ファインプレー賞」は3人が受賞しました。表彰式では安達病院長が「皆さんのおかげで健全な病院運営ができています。引き続きご尽力をお願いします」とねぎらいました。

表彰されたのは次の皆さん。

【病院運営支援部 新本陽一郎部長・たんぽぽ保育園長】
 2019年に副病院長(管理運営担当)並びに病院運営支援部長に就任し、管理運営に尽力した。2021年にたんぽぽ保育園長に就任し、職場と保育環境の充実に大きく貢献した。

【医療支援グループ 西野ふみ子さん】【病院総務グループ 奥田千晃さん】
 2024年8月、刃物を持った男性に冷静に対応し、けが人など出さず事態収束に大きく貢献した。

【診療支援部 木口雅夫副診療支援部長】
 大型放射線機器の導入による収益の確保や研究成果の発表など放射線部門の運営に貢献した。またコロナ禍に際し、迅速に業務体制を整備し、適切な患者対応を実現。さらに環境省との人事交流や原子力災害医療に対応できる人材育成など幅広く取り組んだ。

【診療支援部画像診断部門 高内孔明診療放射線技師】
Lu177-DOTATATE(ルタテラ)治療導入に多大な貢献をした。さらに前立腺がんに対する新規RI内用療法(Lu177-PMSA)の迅速な導入を率先し、待機患者への対応及び病院収入にも大きく貢献した。

【病院運営支援部経営担当 大石哲大さん 滝田芳裕さん】
医療機器、医薬品及び医療材料等の適切な価格での購入により経費削減、手術枠ワーキング等を通じた推進整備により増収、各種システム化の導入支援による業務改善を、いずれも現場の理解を得ながら進め、経営改善に大きく貢献した。

【検査部検体検査グループ】
尿試験紙の扱いについて、看護部の協力のもと検査部員が各病棟を訪問して、保管確認と精度管理を開始した。さらに2024年6月からは、すべての検体検査職員が担当病棟を持ち、看護部とのコミュニケーション環境改善に取り組んでいる。

【広島臨床研究開発支援センター 臨床研究・計画実施支援部門/研究申請支援部門】
特定臨床研究の計画・申請・実施を支援し、臨床研究中核病院申請に係る研究論文発表数、本学の医師主導治験数の増加に貢献した。

【医事グループ医科外来会計担当】
マイナンバーカードを用いたオンライン資格確認について、運用開始前に効率的な物品・人員の配置計画を作成。特に顔認証カードリーダーの再診受付機の横への設置は全国でも珍しく、全国国立大学病院事務部長会議総務委員会において文部科学省から報告され、複数の大学からの視察を受けている。

 ファインプレー賞は、医療安全管理部に提出されたインシデントレポートを評価し、「優れた気づきと行動によって、放置すれば重大インシデントに至った医療行為を防いだ」個人、チームを表彰するものです。表彰されたのは▽8階東病棟 白石聡副看護師長▽麻酔科 三好寛二医師▽呼吸器外科 中島匠平医師

 本院では、患者さん一人ひとりの心にも体にも優しい医療の提供をめざして、職員一同いっそう努力してまいります。


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