子どもたちを支援する奉仕活動を続ける広島キワニスクラブ(広島市中区)から7月9日、広島大学病院に「キワニスドール」を寄贈していただきました。3年連続です。白い布に綿を詰めた人型40体で、大きさは約40cm。子どもたちは顔を描いたり、服を着せたり、「大切な友達」として一緒に病気に立ち向かいます。
同クラブの小野雅樹会長をはじめ、ボランティアで手作りした大河公民館(南区)のキワニスドール作成支援同好会のメンバー合わせて10人が来院。「はやくげんきになりますように」「たくさんえがおがひろがるよういのっています」など、一体ずつに手書きのメッセージを添えて届けてくださいました。3分の1ほどの大きさの試作品のミニドールも一緒です。
これまでに受け取った子どもたちは、「マーメイドみたいに」「ウサギにしたい」などアイデアを形にし、世界に一つしかない人形として大切にしています。小野会長は「元気や勇気、笑顔につながればうれしい」と期待。広島大学病院の荒瀬麻子保育士は「キワニスドールと遊ぶと子どもたちがとてもいい表情をしています。病気と闘う気持ちにつながっているようです」と感謝していました。


