生物圏科学研究科は、大学院生がグローバルな視野で生物圏科学領域の知識と技術を共有することを目的とした「第5回生物圏科学国際サマースクール(The 5th International Summer School in Biosphere Science)」を、平成24年8月22日(水)から27日(月)までの6日間にわたって開催しました。
同スクールは、大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)の継続事業の一環として行われたもので、今年は、本研究科と国際交流協定を締結している釜慶大学校(韓国)、東海大学(台湾)、アイルランガ大学(インドネシア)、カセサート大学(タイ)、ビサヤ州立大学(フィリピン)から9名の学生及び若手研究者が参加しました。
初日となる8月22日には、ウェルカム・セレモニーに続き、河内町の農業者団体を訪問、第6次産業の展開例を見学しました。
翌日からは2日間にわたり、参加者の希望に応じた専門的プログラムワーク(応用顕微鏡プログラム、海藻生物学プログラム、応用動物組織学プログラム、食品物性測定プログラム)を実施し、参加者は学生アシスタントとともに、高度な研究テクニック・知識を学びました。
25日に行われた学習ツアーでは、広島市の平和記念公園と、宮島・厳島神社を訪れ、広島の歴史を学ぶ機会も得ました。
最終日の午前中は、研究科の日本人学生・留学生総勢42名を交えパネルディスカッションを開催、テーマ毎に4つのグループに分かれ、参加者を含む23名が研究発表し、活発で自由な討議が行われました。
午後には、東広島市内の民間企業見学の後、修了式が行われ、谷口幸三研究科長と各プログラムワーク担当教員より、それぞれ、参加者へ修了証書が手渡されました。
最後は盛大なガーデンパーティーで締めくくられ、参加者は本学学生や教職員と別れを惜しみつつ更なる交流を深めました。
左:初日に開催されたウェルカム・セレモニー 右:参加者のあいさつ
ウェルカム・パーティー
左:広島県河内町を訪問 右:町内の農業者団体を訪問しました
左:応用顕微鏡プログラムの様子 右:海藻生物学プログラムの様子
左:応用動物組織学プログラムの様子 右:食品物性測定プログラムの様子
左:学習ツアーの始めには広島についての講義を行いました 右:平和記念資料館を訪問
左:平和記念公園 右:原爆ドーム前にて
パネルディスカッションの様子
どのグループでも活発な討議が行われました
市内の民間企業を見学
左:修了式 右:修了式後、記念撮影
最終日に行われたガーデンパーティー