第10回生物圏科学研究科 食料・環境問題国際シンポジウム

平成29年11月4日(土)、第10回食料・環境問題国際シンポジウム「アジアにおける生物資源の現状と持続的生産への取り組み」(生物圏科学研究科主催)を開催しました。

国際シンポジウム

シンポジウム会場の様子

同シンポジウムは広島大学の「日本型(発)畜産・酪農技術開発センター」、「日本食の機能開発センター」、「次世代を救う広大発Green Revolution を創出する植物研究拠点」との共催で行われ、台湾の東海大学、タイのカセサート大学から講師をお招きし、学内外から名誉教授、同窓生、在学生、教職員など約100名が参加しました。

シンポジウム総合司会のLawrence M. Liao准教授

シンポジウム総合司会のLawrence M. Liao准教授

吉村幸則研究科長の挨拶

吉村幸則研究科長の挨拶

シンポジウムでは、冒頭の吉村幸則研究科長の挨拶に続き、東海大学のWen-Dee Chiang先生による「台湾における生理活性ペプチド研究の概況」、カセサート大学のChaiyapoom Bunchasak先生による「タイの食料生産:鶏肉生産における環境管理システムと課題」、本研究科の小池一彦先生からは「東南アジア沿岸における海洋生物生産の機構と懸念」をテーマに、それぞれご講演を賜りました。

東海大学のWen-Dee Chiang先生

東海大学のWen-Dee Chiang先生

セサート大学のChaiyapoom Bunchasak先生

セサート大学のChaiyapoom Bunchasak先生

広島大学生物圏科学研究科の小池一彦先生

広島大学生物圏科学研究科の小池一彦先生

Chiang先生講演司会・通訳の平山真講師

Chiang先生講演司会・通訳の平山真講師

Bunchasak先生講演司会・通訳の小櫃剛人教授

Bunchasak先生講演司会・通訳の小櫃剛人教授

小池先生講演司会・通訳の吉田将之准教授

小池先生講演司会・通訳の吉田将之准教授

また,シンポジウム前半終了後には、2016 年度研究科長裁量経費による研究助成報告(2課題)と広島大学・東海大学の学生による研究発表(26課題)のポスターセッションも実施されました。

ポスターセッションの様子
ポスターセッションの様子

ポスターセッションの様子

アジア諸国では気候変動・人口増加・産業構造の変化などに伴う様々な要因が食料生産の基盤となる生物資源の生産環境に影響を及ぼしています。人間の生活に欠かせない貴重な生物資源を、持続的に管理、生産および有効活用するためにはどうすればよいのかが大きな課題となっています。
このような状況の中、本シンポジウムでは、アジア諸国における生物資源とその生産環境の現状と課題,将来に向けた取り組み等についての情報を共有するとともに、活発な意見交換と討論が行われました。

総合討論

総合討論

長岡俊徳国際交流委員長の閉会の辞

長岡俊徳国際交流委員長の閉会の辞

また、シンポジウム終了後に会場を移して行われた懇親会では、3名の講演者へ研究科長から感謝状が贈られました。

Wen-Dee Chiang先生と吉村研究科長

Wen-Dee Chiang先生と吉村研究科長

小池先生と吉村研究科長

小池先生と吉村研究科長

Chaiyapoom Bunchasak先生の挨拶

Chaiyapoom Bunchasak先生の挨拶

懇親会終了後の集合写真

懇親会終了後の集合写真


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