『子供の科学★サイエンスブックス 極限の世界にすむ生き物たち』
● 長沼 毅 (監修)
● 誠文堂新光社(2015年12月)
− 一番すごいのは誰?
極寒、乾燥、高圧を生き抜く驚きの能力!極寒、高温、乾燥、深海などの、人間が暮らすことが難しい極限の世界にすむ生き物たちの驚きの生態や驚異の能力に迫ります。
『低温科学便覧』
● 北海道大学低温科学研究所(編)
● 小野清美、隅田明洋、本間航介、戸田求*、原登志彦(著)
(*第17章 寒冷圏の植物生態(p.367-375)を執筆)
● 丸善出版(2015年10月)
(※詳細は北海道大学低温科学研究所のウェブサイトをご覧ください)
『Marine Protists - Diversity and Dynamics - (海洋原生生物-多様性と動態)』
●(編者)Susumu Ohtsuka, Toshinobu Suzaki, Takeo Horiguchi, Noritoshi Suzuki, Fabrice Not
●(著者)
「第13章 海洋環境におけるヤブレツボカビ類の多様性と生態」 長沼 毅 他1名
「第17章 サンゴの共生渦鞭毛藻類の生物学」 小池 一彦 他1名
「第24章 麻痺性貝毒を生産する渦鞭毛藻類と毒化した生物」 浅川 学 他3名
「第26章 水圏原生生物と人間との関わり」 大塚 攻 他4名
● Springer (2015年10月)
『マリンメタゲノムの有効利用 (普及版)』
● 松永是、竹山春子(監修)
● 長沼 毅* 他 (著)
(* 第12章「環境ナノ微生物へのメタゲノム応用(p.153-165)を執筆)
● シーエムシー出版(2015年9月)
− 2009年に刊行された『マリンメタゲノムの有効利用』の普及版です。
(※詳細は出版社サイトをご覧ください)
『新たな食農連携と持続的資源利用-グローバル化時代の地域再生に向けて-』
● 食農資源経済学会(編)
(* 細野賢治:第2章「激変する国内流通環境と産地の販売戦略」の第1節「新たな出荷販売戦略」(pp.46-56)の執筆を担当)
● 筑波書房 (2015年8月)
− 主として九州・沖縄を研究対象としている研究者が分担し、「食:そのあり方と農業の連携」、「農:その構造と新たな展開」、「資源:その持続的活用と地域振興」というIII部で構成された。地域の実態に即した今日的な食料・農業・農村の課題を明らかにする企図のもとに編纂された。
『現代思想 2015年9月号 特集=絶滅 人間不在の世界』
● 吉川浩満・千葉雅也・大澤真幸・池田清彦・長沼 毅* 他 (著)
(*「世界をやりなおしても「考えるヒト」は生まれるか?」を分担執筆)
● 青土社(2015年8月)
− あまりに理不尽で偶然的な人類の生存。
絶滅から生命の歴史を眺めてみると、生存競争のあまりに“理不尽な"実相が見えてくる。隕石衝突、大噴火、気候変動、パンデミック、核…。
本特集では、天変地異から科学的大惨事まで、絶滅を導く数多のシナリオから人類消滅後の世界に思いを馳せることで、私たちの人間中心主義を問い返す。
『ポケット版 「なぜ?」に答える科学のお話100 生きものから地球・宇宙まで』
● 長沼 毅 (監修)
● PHP研究所 (2015年8月)
− 「科学界のインディ・ジョーンズ」といわれる生物学者・長沼毅先生監修。
―日常生活の「なぜ?」「どうして?」にこそ、知育のカギ“気づき”のヒントがつまっています!(PHP研究所サイトより)
『宇宙生命論』
● 海部宣男・星 元紀・丸山茂徳 (編)
●(執筆者)
阿部 豊・生駒大洋・磯﨑行雄・井田 茂・伊藤 隆・大石雅寿・大島泰郎・大森聡一・海部宣男・木村 淳・玄田英典・小林憲正・佐々木晶・芝井 広・須藤 靖・田近英一・田村元秀・長沼 毅・長谷川眞理子・星 元紀・丸山茂徳・山岸明彦・山下雅道
● 東京大学出版会 (2015年7月)
− 地球外にも生命の存在が可能な星が見つかり始めたことなどを受けて、宇宙生物学の研究は急速な進展をみせている。
生命はどのように生まれ、どのように進化してきたのか?地球外に生命はいるのか? 生物学・地球進化・惑星科学の第一線の研究者が総力を挙げてこの謎に挑む。(東京大学出版会サイトより)
『ココリコ田中×長沼毅 presents 図解 生き物が見ている世界』
● ココリコ・田中直樹 (著)
● 長沼 毅 (監・著)
● 学研パブリッシング (2015年7月)
− 動物好きで知られる芸人ココリコ・田中直樹&科学界のインディ・ジョーンズこと長沼毅広島大准教授。
2人が「生き物たちの目には、世界はどのように見えているのだろうか」という疑問を明らかにした、画期的なイラスト図鑑です!(学研出版サイトより)
『辺境生物はすごい! 人生で大切なことは、すべて彼らから教わった 』
● 長沼 毅 (著)
● 幻冬舎 (2015年7月)
− 極地、深海、砂漠などの辺境は、人類から見ると「特殊で過酷な場所」だが、地球全体でいえばそちらのほうが圧倒的に広範で、そこに棲む生物は長寿で強い。
「一見生きにくそうな世界も、そこに棲む者にとっては都」「“弱肉強食”は、生物の個体数が多い地域の特別なルールでしかない」など、辺境生物を知ると、我々の常識は覆され、
人間社会や生命について考えることがどんどん面白くなる。辺境生物学者である著者の科学的冒険を辿りながら、かたい頭をやわらかくする科学エッセイ。(幻冬舎ウェブサイトより)
『驚異の極限生物ファイル』
● 長沼 毅 (監修)
● 誠文堂新光社 (2015年6月)
− 極限環境で生きていられるのは「クマムシ」だけじゃない!氷に閉ざされた南極や北極、地上よりも空気の薄い高山、雨がほとんど降らない乾燥した砂漠、300℃を超える深海の熱水噴出口、高酸性・高アルカリ性の環境といった、過酷な環境で暮らすたくさんの生き物がいます。彼らは極限環境を生き抜くために独自の進化をとげ、驚きの生態や独特な形態を持っています。
本書では、そんな生き物たちの生態や体内システム、進化の過程、形態的特徴をわかりやすく紹介します。
(誠文堂新光社ウェブサイトより)
『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』
● 長沼 毅 (著)
● クロスメディア・パブリッシング (2015年4月)
− 脳が疲れとストレスを生む!? 話題の生物学者が説く『悩まない生き方』
「人間関係に神経を使いすぎて、毎日ヘトヘト」「過酷な仕事がやめられない」「眠いはずなのに、ついつい夜更かししてしまう」そんな悩みの原因は、脳と遺伝子のチグハグな関係にありました。現代人は、脳ばかりが暴走して、身体の限界を超えることをやってしまうバグを抱えているのです。本書では、「科学界のインディー・ジョーンズ」が、過酷な探検と研究のなかで見つけた『ストレスなく、悩まずに生きる方法』を紹介します。 (クロスメディア・パブリッシング ウェブサイトより)
『海と湖の貧栄養化問題 水清ければ魚棲まず』
● 山本民次,花里孝幸 (編著)
● 地人書館 (2015年3月)
− 1970年代のわが国では水域の富栄養化が進行し、赤潮が発生して問題となったが、その後の水質改善の努力が功を奏し、水質は良好になってきた。
しかしその一方で、窒素やリンなどの栄養塩不足、つまり「貧栄養化」が原因と思われる海苔の色落ちや漁獲量低下が報告されている。本書は、すでに問題が指摘された瀬戸内海、諏訪湖、琵琶湖における水質浄化の取り組みや、長年にわたる水質データ、生態系の変化などから、「貧栄養化問題」の背後にあるプロセスとメカニズムを浮き彫りにする。
『超ディープな深海生物学』
● 長沼 毅,倉持卓司 (著)
● 祥伝社 (2015年1月)
− その生物は、なぜ深海を選んだのか
深海生物と聞いて、カラフルなクラゲや巨大イカを頭に浮かべる人は多いだろう。しかしそこは、ただ珍奇な生物が跋扈(ばっこ)するだけの場所ではない。極限の環境のもと、種(しゅ)が生存をかけてせめぎ合う現場である。
いまは恵まれた環境にいる人間という種が、地球滅亡の日まで生き残るとはかぎらない。深海生物は、なぜこんな悪条件を選んだのか。そのユニークな“生きざま”を知ることは、まさに生物の淘汰(とうた)のカギを解くことでもあるのだ。本書は、二人の研究者が深海生物の生態を豊かに描き、「生物とは何か」を示唆してくれる。