病院にサンタさんがやってきた

 平成28年12月26日、広島大学病院に一日遅れのサンタさんがやってきました。フェルトのおもちゃを被災地や病院、児童養護施設の子どもたちに届ける活動を行っているボランティア団体「チクチク会」のメンバーです。

 サンタさんに扮したのは、埼玉県在住のマイケル・メリット(米国)、領子・メリットさん夫妻です。サンタさんは小児病棟を訪れ、子どもたちが遊んでいるプレイルームや病室などで、一人ひとりにプレゼントを手渡していました。今回のプレゼントは、アンパンマンや機関車トーマスなどの型を切り抜いた布を、今治タオルに縫いつけたものです。サンタさんの突然のプレゼントに子どもたちは、英語で「サンキュー」と答えたり、「手術、頑張ります」と元気な声を出していました。「チクチク会」のメンバーは、病気と闘っている子どもらを激励する活動を2011年の東日本大震災を契機に始めました。本院を訪問する前日も、熊本の被災地を訪れています。メリットさんらは「活動を継続することに意味がある」と話していました。

サンタに扮したメリットさん夫妻

サンタに扮したメリットさん夫妻

サンタさんに抱かれて ハイ・ポーズ

サンタさんに抱かれて ハイ・ポーズ

病室でも プレゼント フォー ユー

病室でも プレゼント フォー ユー


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