沖縄県におけるHIV診療の現況

『沖縄県におけるHIV診療の現況〜急増する地方の拠点病院の取り組み〜』

2008年2月19日、「沖縄県におけるHIV診療の現況〜急増する地方の拠点病院の取り組み」と題して、講師に琉球大学大学院医科学系研究科准教授の健山正男先生にご講演いただきました。

講演は琉球大学医学部附属病院の紹介の後、沖縄県は人口10万人あたりのHIV感染者/エイズ患者が2.5人で東京に次いで全国2番目であるという導入で始まりました。沖縄への里帰りや移住もありますが、基地を含めた沖縄のゲイコミュニティの問題もあります。 

約90人の患者を抱える病院内の全科的対応、地域医師会・病院めぐりによるHIV抗体検査による早期発見、ゲイ当事者の学習会での予防啓発など、幅広い診療・予防体制に努力をして来られたことをご報告いただき、質疑応答では活発な意見交換が行われました。 

健山先生貴重なご講演ありがとうございました。
先生のますますのご活躍をお祈り申しあげます。


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