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医療安全管理職員研修会 「医療訴訟ガイダンス~医療訴訟はいま~」

平成20年11月25日、「医療訴訟ガイダンス〜医療訴訟はいま〜」と題して、広島地方裁判所民事第一部(医事部)の野々上友之判事、大須賀寛之判事、佐藤政達判事補、杉田時基判事補を講師にお迎えして、医療安全管理職員研修会を実施しました。
講演タイトルに関心が高かったこともあり、約240名の職員が聴講しました。

広島地方裁判所民事第一部(医事部)講師のみなさん

佐藤政達判事補による講演

DVDを上映

講演をはじめる前に、講師のみなさんにごあいさつと自己紹介をしていただき、佐藤政達判事補より医療過誤訴訟の流れについてご説明していただきました。講演の中では、大阪地方裁判所で製作された医療過誤訴訟の流れを解説したDVDの上映もされ、非常にわかりやすい講演を実施してくださいました。
講師のみなさんは、講演時間を大幅に過ぎたにも関わらず、不幸な結果と医療行為との因果関係や説明義務違反について解説してくださり、大変有意義な講演を実現することができました。

裁判員制度について

講演の最後に平成21年5月21日からはじまる裁判員制度について、紹介されました。
終わりのあいさつで、安全管理担当の平川勝洋副院長は「このたびの講演を聴講されて医療過誤訴訟で、裁判所から鑑定人や証人要請があっても、可能な限りご協力頂ければと思います」と述べられました。
このたびのような講演をつうじて、司法と医療の世界をお互いが理解することで、訴訟長期化の改善となればと思います。
広島地方裁判所民事第一部(医事部)みなさまには、ご多忙の中、ご講演いただいたことに感謝いたします。


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