広島大学病院の全病床が1つの建物に

広島大学病院では9月10日、北病棟(旧歯科病棟)を入院棟2階にある東病棟に移転しました。これにより病床全てが入院棟にまとまりました。療養環境の向上はもとより、患者の皆様やご家族にもいっそう使いやすくなります。北病棟から移転したのは40床で、病床数に変わりはありません。個室を4室から8室に倍増したほか6床室を廃止して4床室としました。2階東病棟には売店やベーカリーカフェもあります。なおご迷惑をお掛けしておりますが、新しい診療棟は2013年春の完成を目指して順調に工事が進んでいます。

北病棟が移転しました

理事・副学長が2階東病棟を訪問(平成23年9月12日)

左から2階東看護師長、東田運営支援部長、越智理事・副学長、竹光看護部長

 広島大学病院の北病棟(旧歯科病棟)が移転した入院棟2階東病棟を9月12日、越智光夫理事・副学長(医療担当)が訪問しました。
 新しい病棟への引っ越しからまだ3日目。広々とした明るいステーションでは、スタッフの皆さんが普段通りの業務をてきぱきとこなしていました。
 越智理事・副学長は「入院棟が一つになったことで緊急時の対応もスムーズにできる。よりよい医療の提供につなげたい」と話しています。

北病棟からの引っ越し無事終わる(平成23年9月10日)

移転作業開始を前にあいさつする栗原主席副病院長

 広島大学病院では9月10日、北病棟(旧歯科病棟)が入院棟2階東病棟に引っ越しました。
 午前8時すぎに歯科医師や看護師、事務職員ら約50人が北病棟3階に集合。栗原英見主席副病院長の「患者さんの安全を第一に作業しましょう」とのあいさつで作業をスタートしました。まず床頭台を搬送したのに続いて、入院患者さんに移っていただきました。ベッドのまま移動した2人の患者さんには、それぞれ10人前後のスタッフが付き添う万全の態勢で臨みました。
入院患者さんの引っ越しは昼前には無事完了。売店も隣接するなど療養環境が一新し、ご家族もほっとされた様子でした。

北病棟から入院棟へ

 


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