「指摘事項はなし」ISOの更新審査終わる

 品質管理マネジメントシステム(医療サービス)の国際標準規格ISO9001の更新審査(審査機関:日本科学技術連盟)が10月26日終わりました。3日間にわたる審査の結果、是正措置の対象となる指摘事項はありませんでした。 

 

 リーダーを務めた主任審査員は「経営的な指標が右肩上がりになるなど、PDCAサイクルの確立による組織の活性化という所期の目的が達成されている」と評価しました。
 最終会議には茶山一彰病院長をはじめ各部署の職員100人が出席し、4人の審査員の講評に耳を傾けました。当院のISO登録更新は11月末の判定会議を経て決まる予定になっています。

ISOの更新審査がスタート(平成23年10月24日)

 当院が認証を受けている品質管理マネジメントシステムの国際標準規格ISO9001の実地審査が、10月24日から3日間の日程で始まりました。
 2回目の更新審査となる今回は、リーダーを務める日本科学技術連盟・ISO審査登録センターの4人の審査員が来院しました。患者さんに対する医療サービスの向上に、病院の品質マネジメントシステムが効果的に機能しているかどうかなどの視点から、部門ごとにチェックが行われます。 

茶山一彰病院長による病院運営状況説明

 

 初日は茶山一彰病院長のインタビューがあり「処遇改善や外部委託の見直しによって職員の意識が高まりました。その結果、患者さんの満足度を高めると共に収益増にもつながっています」と報告しました。さらに第3次被ばく医療機関として福島第1原発事故を受けた医療支援にも積極的に取り組んでいることを紹介しました。
 当院は、「PDCAサイクルの確立による組織のさらなる活性化」と「患者満足を向上させる」ことを目的として2005年12月、ISO9001(2000年度版)の認証を取得しました。2008年に3年に1度の更新審査を終え、継続して認証を取得しています。


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