臨床研究7件に助成金を贈りました

 平成24年度の広島大学病院臨床研究助成金の授与式が2月14日行われました。当院は臨床研究の取り組みを推進するため、成果が期待される研究に対し17年度から毎年、50~100万円の助成を行っています。本年度は臨床系、基礎系、技術系から計16件の応募があり、このうち7件が採択されました。 授与式には代理を含む研究の代表者6人が出席。茶山一彰病院長は交付書を手渡し、「さらに研究成果を挙げていただきたい」と激励しました。 

茶山病院長から交付書を手渡される研究者

茶山病院長と代理を含む研究の代表者6名

採択された研究課題は次の通りです。

  • 経口薬のみを用いたC型肝炎に対する抗ウイルス療法の試み
  • 超音波診断装置を用いた座位姿勢で行う簡便な体幹深層筋トレーニングの有用性の検討▽バイオミネラリゼーション技術を応用した新たなエナメル質再生法の開発と臨床応用
  • 歯周病がNASHの病態進行に及ぼす影響―肝生検材料を用いた歯周病原細菌感染と臨床病態との関連の検討
  • 進行・再発非扁平上皮非小細胞がんに対するCDDP+PEM+BEV併用療法後のPEM+BEV維持療法の安全性・有効性の検討:第II相試験
  • FLT3/ITD遺伝子変異の検出
  • Wnt5aを利用した乳がん分化誘導治療の確立


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