市民が手術ロボットの操作を体験

 前立腺がんなどの手術に使われる手術ロボット「ダヴィンチ」の操作を体験できる講座が1月13日、広島大学病院3階のイベントホールで行われました。

手術ロボットを遠隔操作

 

市民ら約70人が参加した講座では、本物のダヴィンチと練習用のシミュレーターが持ち込まれました。モニターをのぞきながら親指と人差し指でコントローラーを動かして、4本のアームを自由自在に遠隔操作できることを体感しました。参加者の一人は「自分の手を動かしているよう。技術の進歩にびっくりしました」と話していました。

シミュレーター体験の様子を見る参加者

 

広島大学病院は2010年に中国・四国地方で初めてダヴィンチを導入して以来、これまでに約200例の治療を行っています。


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