ドクターヘリと広島市消防ヘリが連携して初の訓練

 広島大学病院を基地病院とするドクターヘリと広島市消防ヘリが連携した訓練が4月23日、中国山地の山間にある広島県安芸太田町の平見谷地区で行われました。ヘリ2機による訓練が実施されたのは初めてです。
 訓練は小坂眞治町長や地元住民の皆さんが見守る中、ドクターヘリが着陸できる「ランデブーポイント」に指定されている民有地で行われました。
 70歳の男性が山中で蜂に刺されて苦しそうにしているとの想定で、消防ヘリが男性を救出してランデブーポイントに着陸。続いてドクターヘリで到着した医師らが救急車内で処置しながら、ドクターヘリに運び込むまで、本番さながらの訓練を繰り広げました。
 訓練の後、ドクターヘリの内部が住民の皆さんに公開されました。広島ヘリポートから地区まで10分程度で到着できると聞いて、住民の皆さんは安心された様子でした。


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