広島市土砂災害でのDMAT活動検証会が開かれました

 広島市北部を襲った土砂災害で出動したDMAT(災害派遣医療チーム)の検証会が11月19日夜、広島大学霞キャンパス臨床講義棟で開かれ、活動を振り返って課題を話し合いました。
 広島県内の自然災害でDMATが出動したのは今回が初めて。発災当日の8月20日には広島大学病院をはじめ県内の医療機関から14チーム76人の医師や看護師、業務調整員が現場に赴き、被災者の応急治療などを行いました。
 検証会には、広島県や山口県の医療、救急関係者ら約160人が参加。地元医療機関や行政とのコミュニケーションの大切さとともに、心のケアなど中長期を見据えた多職種による対応を求める意見が出されました。

医療、救急関係者らが参加した検証会

会場からも活発な意見交換が行われた


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