コンサートの収益を寄附していただきました

 広島市で昨年11月に開かれたチャリティーコンサートの収益金が2月2日、がんなどで入院治療を受ける子どもたちと家族のための宿泊施設「広島大学病院ファミリーハウス」の建設基金として寄附されました。
 コンサートは、当院小児科でのボランティア経験もある広島市在住のフリーライター、アダム・ベックさんと広島経済大学准教授のラジャー・ライナスさんがファミリーハウス建設を支援しようと企画。米国のグラミー賞歌手ビル・ハーリーさんが出演しました。
 贈呈式にはベックさんとライナスさんのほか、当院への寄附を橋渡ししたNPO代表の渡部朋子さんも出席。コンサートの収益金293,081円を茶山一彰病院長に贈りました。茶山病院長は「多くの方にご理解をいただき、遠方から来られる患者さんが療養しやすい環境を整えたい」と話し、2人に感謝状を贈りました。
 病院近くに建設中のファミリーハウスは鉄筋5階建て、バス・トイレ付の11個室と共用スペースを設けます。オープンは本年4月の予定です。

茶山病院長(左)に収益金を贈るベックさん(中)とライナスさん(右)

小児科の小林教授(右)も交え記念撮影


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