広島大学病院ファミリーハウス竣工記念式典を行いました

 入院治療が長期に及ぶ小児がんの子どものご家族のための宿泊施設「広島大学病院ファミリーハウス」が、広島大学病院近くに完成し、4月27日に竣工記念式典を行いました。

 広島市南区の霞キャンパスで行われた記念式典には、来賓の方々および関係者を含め約100人の出席があり、参列した越智光夫広島大学長は「ファミリーハウスが患者さんとご家族の経済的・精神的負担の軽減の一助となることを願っています」とあいさつしました。続いてファミリーハウス前でテープカットを行い、竣工を祝いました。

 広島大学病院は平成25年、地域で小児がん診療の中心的役割を担う「小児がん拠点病院」に中国四国地方で唯一指定されました。今回ファミリーハウスが竣工したことで、遠隔地の患者さんのご家族も病院の近くで自宅に近い生活を送ることができます。5階建ての施設内には計11の2人用・3人用宿泊室のほか、利用者同士が交流できる多目的ルームや談話コーナーを設けています。

越智学長(左から4人目)らによるテープカット


up