オーボエとハープが協演 癒しのハーモニー

 連日のうだるような暑さの中、暑さを吹き飛ばそうと平成28年7月26日(火)、広島大学病院診療棟3階のイベントホールで癒しの音楽会が開かれました。患者さんや家族などおよそ100名が澄み切った音色に聞き入っていました。

 今回はオーボエとハープの協演、珍しい組み合わせです。広島を中心に活動しているオーボエ奏者の國本里美(くにもとさとみ)さん、ハープ奏者の木岡祥子(きおかさちこ)さんのお二人です。生演奏で患者さんらを励ましたいという國本さんの強い願いから、今回の企画が実現しました。クラシックの「白鳥」(サン・サーンス作曲)、大ヒットした「川の流れのように」(美空ひばり)「ハナミズキ」(一青窈)、昔懐かしい童謡などおよそ10曲が披露されました。「浜辺の歌」「ふるさと」などの童謡では、患者さんらも声を出して歌い、中には涙を流している方も見受けられました。一時間余りの演奏を聞き終えた患者さんらは、「久しぶりにゆったりとした気分で、生演奏を楽しみました」「一服の清涼を感じました」と話していました。

オーボエとハープの協演

オーボエ奏者 國本里美さん

ハープ奏者 木岡祥子さん

癒しの音楽会・診療棟3階イベントホール


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