福島の復興支援に従事した本院医師が病院長へ報告

 広島大学では、福島県立医科大学から双葉地域の避難指示解除を見据え、帰還住民が安心して住み働ける環境を整備するための医療体制構築を目的として、同大学病院内に設置された「ふたば救急総合医療支援センター」への協力依頼に対し、広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置、昨年10月からは本院医師が出向して医療支援を通じて福島復興に協力しています。

 今年1月から3か月間の出向を終えた総合内科・総合診療科の木村一紀助教が4月7日、平川勝洋病院長に田妻進診療科長同席のもと、出向報告を行いました。

 平川病院長からはねぎらいの言葉が述べられ、木村助教は「福島のみなさんに優しくしていただいた。ふたばリカーレや高野病院での診療も行い、浪江町も訪問した。福島を知ることで考えることが多かった。この経験をこれから医師として役立てていきたい」と振り返りました。

平川病院長、木村助教、田妻診療科長(左から)

平川病院長、木村助教、田妻診療科長(左から)

出向報告を行う木村助教

出向報告を行う木村助教


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