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広島大学大学院医歯薬保健学研究科救急集中治療医学とパイオニア株式会社の共同研究によって開発された医療用電子聴診器「U10 シリーズ」が、10月4日、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2017年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
この電子聴診器は、ノイズの発生を抑えるデザイン・設計に加え、最大24倍の音響増幅機能によって、従来の聴診器では聞き取りにくい小さな音でも聴診し易くするとともに、広島大学病院医師の監修の下に、握りやすさや操作性、堅牢性など、医療従事者のユーザビリティを考慮した形状と医療機器に相応しい白を基調としたデザインを採用。パソコンやタブレット端末に、取得した生体音データを送信・保存することもできます。
【受賞理由】
呼吸音の可視化に関する大学との研究に基づき、音響メーカーならではのアプローチで電子聴診器の製品化に成功。先進性、使い勝手や取り回しの良さ、PCやタブレットといった接続機器との親和性など、今までの医療機器にはないような新たなデザイン性が評価されました。
受賞対象の詳細や審査委員の評価はこちら
http://www.g-mark.org/award/describe/45488?token=FE0IRs9B4G
グッドデザイン賞を受賞した電子聴診器「U10 シリーズ」
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