中国からマスクの寄贈続々

 広島大学で学んでいる大学院生や帰国した中国人留学生、地元企業、奉仕団体などから相次いでマスクが寄贈されています。

 広島大学病院をはじめ、東京大学、京都大学などで学んだ中国人留学生らが資金を出し合って調達したマスクの一部4200枚が本院に届きました。段ボール箱には漢文が付けられていました。

 青山一道 同担风雨(青山は一道にして、同じ風雨を担う)
 一衣帯水 守望相助(一衣帯水 お互いに助け合う)
 处変亦不惊 櫻花自绽放(変にありて驚かず 桜の花は自ら綻ぶ)
 疫情无国界 人间有真情(疫病に国境はなく 人の間には真の友情がある)

 希望疫情早日平息 中日交流重新恢复
 (感染症が早期に終息し 中日の交流が再開することを願って)

 この他にも、留学生である大学院生から「役立ててほしい」とマスクが本院に届きました。小児科で患者の家族らに使って欲しいとのことでした。

 木内良明病院長は「大変ありがたいこと。有効に使いたい」と感謝しています。

小児科に送られたマスク

小児科に送られたマスク

漢詩付きで送られたマスク

漢詩付きで送られたマスク


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