病院職員に医学教育等文科大臣表彰を伝達

 令和2年度医学教育等関係業務功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受賞した広島大学病院職員2人に1月20日、越智光夫学長から賞状が伝達されました。看護部の善本覚子副看護師長と、診療支援部歯科部門の加藤了嗣副部門長で、越智学長から賞状と記念品を手渡され、長年の病院への貢献に感謝と激励の言葉が贈られました。

 本表彰は、医学または歯学に関する教育、研究もしくは患者診療等の補助的業務に関し、顕著な功労のあった方々を毎年文部科学大臣が表彰するものです。

 善本さんは33年にわたり病院内の11部署で勤務、患者・家族から信頼されていたほか、知識や経験を活かし後進を丁寧に指導、業務改善や研究にも積極的に取り組んできたことが評価されました。善本さんは「表彰は、個人ではなく看護部をはじめ皆さんに支えてもらったから。これからも自分の役割を果たしていきたい」と話していました。

 加藤さんは歯科技工士として長年業務、義歯、インプラント製作において高い技術を発揮、診療支援に尽力してきました。また歯科技工室の機械化を進め労働環境の改善に貢献しました。加藤さんは「大変光栄で、周囲におめでとうと言われやっと実感が湧いてきた。これからも表彰に恥じないよう精進していきたい」と喜んでいました。


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