おもちゃセット50点 寄贈受ける

 東京おもちゃ美術館と日本財団から「難病児のためのおもちゃセット」約50点を広島大学病院に寄贈いただきました。

 セットは、朝食のままごとセットからパペット、ダーツ、皿回し、沖縄音階の小型木琴まで多彩なおもちゃがそろっています。病院では小児病棟のプレイルームやリハビリ室を利用する子どもたちに使ってもらうことにしています。小児科の岡田賢教授は「たくさんのおもちゃを寄贈いただき大変感謝しています。子どもたちも喜ぶと思います」と歓迎しています。

 東京おもちゃ美術館はNPO法人が運営しており、大人も子どもも、触って遊んで楽しめる施設です。今回の寄贈は日本財団の支援を受け、「病気や障害がある子どもたちにも、好きな遊びで夢中になる経験をしてほしい」と製作。医療、看護、保育の専門家らの協力で、「五感で楽しめ、気持ちいい」「周りの人も一緒に笑顔になる」などのコンセプトで、世界から集めたといいます。全国100カ所の病院や福祉施設などに贈っています。


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