広島大学病院リウマチ・膠原病科研究員の茂久田翔医師(医療法人 JR広島病院 リウマチ・膠原病内科部長)が、2021年度日本リウマチ学会奨励賞を受賞しました。本年度は学会賞2人、奨励賞3人が選ばれています。
茂久田医師は2006年、広島大医学部卒業、民間病院に勤めた後、広島大学大学院医歯薬保健学研究科博士課程を修了、アメリカの研究所で研究員に。一貫してリウマチ性疾患に関連した基礎研究に取り組んできました。2018年に帰国し、広島大学病院の研究員に。臨床業務と並行して、研究を続け論文などに成果を発表しています。昨年は新型コロナウイルスが細胞に侵入するメカニズムの一端を解明しました。これらの業績が高く評価され、40歳未満の若手研究者に与えられる奨励賞を受賞しました。
茂久田医師は「目標としてきた賞であり、大変うれしく思います。卒業後にお世話になったすべての病院・大学・研究所の関係者に感謝いたします」とコメントしています。