臨床検査技師の小川勝成元主任部門長に叙勲を伝達

 令和3年度秋の叙勲を受けた広島大学病院診療支援部元主任部門長で臨床検査技師の小川勝成氏に12月16日、木内良明病院長から勲記と勲章(瑞宝双光章)が伝達されました。

 小川氏は1979年に広島大学医学部附属病院に入り、40年以上にわたり臨床検査技師として勤めてきました。細胞診などの技術的発展に寄与、後進の教育体制の整備や実技指導など人材育成にも努めました。また、日本細胞臨床学会広島県支部の理事を長らく務め、全国大学病院病理部技術者連絡会及び細胞検査士会のホームページなどを担当して情報発信するなど臨床検査技師の地位向上や普及にも尽力、これらの貢献が認められました。

 小川氏は「病院一筋で、大学の名前を汚さないようにやってきた。全国的な活動にも参加でき活躍の場を与えていただき、臨床検査技師について広く知ってもらう活動に携われた。この叙勲が後進の励みになってくれれば」とお礼と期待の言葉。今後は後方支援で支えていきたいとしています。

木内病院長(左)と小川元主任部門長

木内病院長(左)と小川元主任部門長


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