福島復興支援に広島大学病院から医師が出向



 広島大学では、主として原発事故の発生した福島県を中心に、東日本大震災直後から継続して緊急被ばく医療チームを派遣し、医療支援などの被災地の復興支援活動に取り組んできました。

 この度、福島県立医科大学から,双葉地域の避難指示解除を見据え、帰還住民が安心して住み、働ける環境を整備するための医療体制構築を目的として同大学病院内に設置した「ふたば救急総合医療支援センター」への協力依頼があり、広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置し、10月から本院医師が出向し医療支援を通じて福島復興に協力することとなりました。

 勤務開始にあたり、10月3日に福島県立医科大学 菊地理事長・学長から辞令交付が行われました。

 辞令を受けた本院循環器内科の宇都宮裕人助教は、「これまでの医師としての経験を福島復興支援のために役立て、貢献していきたい」と意気込みを語りました。

福島復興支援

右から、菊地理事長、宇都宮助教、谷川副理事長

【お問い合わせ先】

広島大学病院総務グループ

電話:082-257-5004

E-mail:byo-soumu(AT)office.hiroshima-u.ac.jp

※(AT)は半角@に置き換えてください。


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