緑内障啓発で「エールエールA館」などライトアップ

 中途失明原因の第1位となっている緑内障について、早期診断・治療を呼び掛ける「世界緑内障週間」(3月12日~18日)に合わせ、JR広島駅前のエールエールA館をグリーンにライトアップしています。日没から午後10時まで。

 緑内障は高齢になるほど有病率が高く、高齢人口の増加により患者数が増加していることが推定されています。放置すれば失明の恐れもある疾患ですが、治療する薬剤も増え、手術療法も選択肢が広がっています。早期発見し、継続治療することで日常生活に支障ないレベルにとどめるケースも増えていますが、自覚症状が少なく、気づかない場合が多いとされています。
 日本緑内障学会ではこうした正しい知識を広め、眼科受診を促す目的で、緑内障のシンボルカラーのグリーンにライトアップする啓発活動を展開。広島大学病院眼科でも活動に取り組み、広島駅南口開発株式会社のご協力で、エールエールA館のライトアップに取り組みました。

 このほか、宇品大橋(広島市南区)は12日と18日、広島大学病院正門そば四季の塔は14日、緑色にライトアップしました。

エーエールA館

エーエールA館

広島大学病院「四季の塔」

広島大学病院「四季の塔」


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