2022年度看護師特定行為研修 9人が講習終える

 広島大学病院で実施している「看護師特定行為研修」の2022年度が終わり、3月24日、受講した9人に修了証が授与されました。2019年度にスタートしたこの研修での修了者は合わせて32人となりました。

 特定行為研修は、在宅医療を進めるため一定の診療補助を行う看護師を養成するもので、広島大学病院は県内初の研修機関として、2019年度に開講。呼吸器の調整や創傷管理など21区分38の診療補助行為を手順書に従えば、医師の判断を待たず実施できるとするものです。広島大学病院では、このうち10区分20行為について約1年間にわたり研修しています。

 2022年度の受講生は大学病院内2人、中電病院2人、マツダ病院、県病院などから計9人が受講。座学から実習まで1年間にわたり学びました。実習では患者さんを対象に適切な医行為ができるよう5症例を体験しました。


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