河野修興名誉教授が紫綬褒章を受章しました

 このたび、河野 修興(こうの のぶおき)名誉教授は「間質性肺炎」の研究成果が評価され、紫綬褒章を受章しました。

 「間質性肺炎の診療の分野において、血清KL-6抗原を発見、世界初・日本発の血液検査であるKL-6測定試薬を開発し、日本での保険適用、EU諸国・中国での診断薬承認、新型コロナウィルスの重症化予測に用いられるなど、現在では年間400万検体以上の測定実績を上げ、国内のみならず世界の医療に貢献した」という功績が認められました。

 紫綬褒章は、国の褒章制度のひとつで、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方を対象とする褒章です。
 
 <河野名誉教授からの受章コメント>
 優れた先輩と良き後輩に恵まれ、このような素晴らしい国事行為としての褒章を授与していただいたことを、光栄に思い感激しております。

河野修興 名誉教授

 広島大学の皆さま、医学界及び医師会などの支えていただいた皆さま方に深くお礼申し上げます。

 若い研究者や学生諸君には、自由な発想と深い思慮を持って研究に取り組んでいただきたいと思います。

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