子どもたちのための奉仕活動を行っている広島キワニスクラブから広島大学病院に入院中の子どもたちへと7月5日、「キワニスドール」30体を寄贈いただきました。ドールは身長約40cm、白い無地の人型で、自由に顔などが描き込めたり、服を着せたりできるようになっています。
贈呈式には広島キワニスクラブの上田みどり会長ら会員と人形作りにボランティアでかかわった大河公民館のメンバーら計10人が訪れました。上田会長は「未来を子どもたちへという大きな目標を掲げて活動。ドールを小さいころから子どもの近くにある存在にしてほしい」とあいさつ。坪井俊郎理事が活動状況などを報告しました。
病院側からは小児病棟の横田真由香師長が病棟の様子などを紹介、小児科の岡田賢教授が「入院中の子どもたちは命を懸けて病気と闘っている。ドールから勇気をいただいて子どもも喜ぶし、われわれも勇気づけられる。病気と闘っている子どもたちがいることを知っていただければ」と感謝を述べました。
キワニスクラブ上田会長(左)と、横田看護師長