広島大学病院のクリスマス会が12月20日夕、診療棟3階のイベントホールで開かれました。園児や児童・生徒の演奏など一足早いクリスマスに、入院患者や家族、職員らがひと時の安らぎを堪能していました。
工藤美樹病院長が「最近は医療で音楽療法もあり、音楽には心身にいい影響があるといわれ、みなさんにもいい効果を期待しています」とあいさつ、院内のたんぽぽ保育園の園児8人が「森は生きている」「ひいらぎかざろう」を元気よく歌いました。サンタに扮した工藤病院長からはプレゼントが手渡されました。院内学級で学ぶ小学生11人は優しい音色のトーンチャイムで、「おめでとうクリスマス」「荒野の果てに」を演奏しました。
最後は14回目の登場となる広島市在住のヴィオラ奏者沖田孝司さんと妻でピアニストの千春さん。「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスソングや、「川の流れのように」「情熱大陸」などおなじみの曲を披露しました。佐藤陽子看護部長が「子どもたちや沖田夫妻の演奏を通じて、安らぎを感じる時間になれば幸いです」と締めくくりました。