インドネシア・ムスリム大と協定書に調印

 インドネシア医療関連共同研究講座の一環として広島大学医学部とインドネシア・ムスリム大(UMI)が2月19日、学部間協定に調印しました。調印式は広島大学病院であり、ムスリム大のスフィルマン・ラフマン学長、越智光夫学長らが出席しました。

 ムスリム大はスラウェシ島に5キャンパスを擁する私立大。14学部で構成し、2万人以上の学生が在籍しています。広島大学卒業生でUMI医学部麻酔科の学科長を務めるタンラ教授を通して交流計画の要望があり実現しました。今後は教職員の相互交流や研修生の受け入れ・派遣などの交流を進めていきます。

 調印式にはムスリム大の関係者9人が訪れました。お互いの医学部紹介などをし、交流への期待を表明。最後に坂口剛正医学部副学部長(粟井和夫医学部長代理)とナスルディン医学部長が調印、越智学長、工藤美樹病院長とスフィルマン学長、マスルラー理事、タンラ教授らが立ち会いました。ムスリム大一行はこの後、手術室やCT、MRIなど放射線関連機器や内視鏡施設を視察しました。


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