2023年度看護師特定行為研修 10人に修了証

 広島大学病院の2023年度「看護師特定行為研修」が終わり、3月22日、10人に修了証が授与されました。2019年度にスタートしたこの研修での修了者は合わせて42人となりました。

 特定行為研修は、在宅医療を進めるため一定の診療補助を行う看護師を養成するもので、呼吸器の調整や創傷管理など21区分38の診療補助行為を手順書に従えば、医師の判断を待たず実施できるとするものです。広島大学病院では、このうち10区分20行為について約1年間にわたり研修しています。修了式で看護師特定行為研修管理委員会の伊藤公訓委員長(総合診療科教授)が「4月からは医師の働き方改革がスタートする。医療サービスを支える看護師の役割は大きくなる。各病院に戻って力を発揮し地域医療に貢献してほしい」と激励しました。

 2023年度の受講生は県内の病院のから10人が受講。座学から実習まで1年間にわたり学びました。


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