闘病中の子どもたちは、みんなヒーロー「ウルトラキッズ」-。広島大学病院小児病棟に11月5日、オンラインでウルトラマンがやってきました。入院中の子どもたちや家族約20人がショーや体操を楽しみました。
ウルトラマンとウルトラセブン、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンアークが登場。海上保安庁特殊救難隊とともに、暴れる怪獣や宇宙人と対決します。怪獣たちの攻撃で倒れた時には、子どもたちが胸に当てた手のひらを前に出して「ウルトラチャージ」を送ると復活し、見事にやっつけました。
ウルトラマンの歌に合わせて、「シュワッチ」などと声を出して、腕を上に広げたり、スペシウム光線のポーズをしたりする体操も。ウルトラマンが「命は一つ、尊いもの。仲間がいることを忘れないで」と語りかけると、子どもたちはうなずいていました。
円谷プロダクションと関連グループ企業で設立した「ウルトラマン基金」(東京都渋谷区)が主催した「ウルトラキッズプロジェクト」。東京と全国の病院など39カ所を結んで公演しました。