小児がんと闘う子どもたちの支援のために、バイオテクノロジー企業バイオガイアジャパン株式会社(本社・東京都港区)から、11月5日、広島大学病院小児科へレモネードスタンドの売上金24万1200円をご寄付いただきました。
レモネードスタンドは、同社が広島市中区紙屋町で運営する菌活×子育てカフェレストラン「バイオガイア トークス」の店先に、今年7月に設置されました。レモンは尾道市瀬戸田町の「たてみち屋」から提供を受け、レモネードを製造。公募で集まった31組の家族が店頭に立ち、販売を行いました。
同店では、2年前から学識経験者が研究について語りながら食事を楽しむセミナーを開催しています。昨年夏には小児科の岡田賢教授が登壇し、小児がんについて講演。子どもたちが過酷な治療を受ける現状や、学校生活へ戻る際の不安、家族の苦労などを知ったことが、同社が小児がん患者を支援するレモネードスタンドを始めるきっかけとなりました。
広島大学病院で行われた贈呈式には、同社から8人が出席。黒田義朗社長は「微力ながら、小児がんの子どもたちやご家族の支えとなり、必要な取り組みに役立てていただけるよう、活動を続けていきたい」と述べ、岡田教授に目録を手渡しました。岡田教授は「小児がんについて真剣に向き合っていただく姿勢に感銘を受けました。心強いご支援を今後もよろしくお願いします」と感謝を述べました。寄付金は、小児病棟で使用するおもちゃなどの購入に充てられる予定です。
黒田社長(左)から目録を受け取る岡田教授

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