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本院から福島診療教授・今村診療准教授の2人に臓器移植等推進功労者の感謝状

 令和3年度の臓器移植等推進功労者に対する広島県知事の感謝状贈呈式が10月20日、広島県庁であり、4人が感謝状を受けました。
 本院からは血液内科の福島伯泰診療教授、消化器・代謝内科の今村道雄診療准教授の2人に、湯﨑英彦知事から感謝状が贈呈されました。湯﨑知事は「県内の移植医療の推進や普及啓発に尽力いただき感謝しています。県としても医療機関などと連携し、命が救われるよう引き続き取り組んでいきたい」と述べました。

 福島診療教授は、日本骨髄バンクの調整医師として多数のボランティアドナーの造血幹細胞採取に携わり、若手医師や臨床検査技師の育成にも尽力した、とされました。難治性血液疾患に難度の高い治療を成功に導き移植医療に貢献したことが評価されました。「このような感謝状をいただき、うれしく思います。これからも安全に難病が救える仕組みに取り組んでいきたい」と喜びを語りました。
 今村診療准教授は、重症度が高い急性・慢性肝不全患者を受け入れ、肝移植術前・術後の治療に携わり、救命に貢献。また適応外だった進行肝癌患者へ内科的治療を行うことで、移植を可能な状態にするなど臓器移植の発展に大きな役割を果たしたことが評価されました。「内科的治療を通じて肝臓移植に携わり、少しでも患者さんのお役に立ち、広島の移植医療に貢献できれば」と話していました。

左から福井内科医院の福井英人医師、今村診療准教授、湯崎知事、福島診療教授、特定非営利活動法人グリーンリボン推進協議会広島支部の森原大紀さん、木下栄作健康福祉局長


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