外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)に認証されました

 広島大学病院は6月6日、一般財団法人「日本医療教育財団」から、外国人の方が安心・安全な医療サービスを受けられる施設として、「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP:Japan Medical Services Accreditation for International Patients)」に認められました。新型コロナウイルス感染症の拡大で一時期激減した観光客も徐々に復活しつつあります。コロナ前には外国からのインバウンドも大きな盛り上がりを見せ、外国人患者も増えていました。さらに日本の先進的な医療を求めて来日するケースもあり、対応が求められていました。持続可能な開発目標(SDGs)の一つに「すべての人に健康と福祉を」が掲げられてもいます。これらに対して本院の対応を確認するために認証を受けました。

 JMIPは、書類審査と訪問調査があり、今年3月の訪問調査では外国人患者への対応状況などを調査員が直接ヒアリングするなどしました。多言語による診療案内や異文化・宗教に配慮した対応など外国人患者の受入れに資する体制が審査されました。認証を受けたことで、医療を必要とするすべての外国人に安心,安全に医療を提供できる体制であることが証明されました。

 本院は2019年1月に一般社団法人「Medical Excellence JAPAN(MEJ)」が、渡航受診者受入れに意欲のある病院を推奨する制度「ジャパン インターナショナル ホスピタルズ(JIH)」にも推奨されています。

訪問調査のヒアリング

訪問調査のヒアリング

訪問調査の院内ラウンド

訪問調査の院内ラウンド

【お問い合わせ先】

広島大学病院総務グループ
電話:082-257-5418
メールアドレス:byo-toku-chousa(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
※(AT)は半角@に置き換えてください。


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