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福島への医師派遣に感謝 「引き続き支援を」 広島大学病院を訪問

  福島県と福島県立医科大学の6人が10月8日、広島大学病院を訪れ、福島県の「ふたば医療センター」への医師派遣に感謝を述べ、引き続き支援を求めました。

 福島からは、福島県の挾間章博病院事業管理者、ふたば医療センターの谷川攻一センター長、福島県立医科大学の河野浩二理事兼副学長、熊田昌由病院局次長たち。広島大学の田中純子理事、広島大学病院の安達伸生病院長、志馬伸朗副病院長、原爆放射線医科学研究所の田代聡教授、運営支援担当の寺田美樹副病院長が迎えました。

 挾間病院事業管理者は「復興に欠かせない医療支援を続けていただき、感謝しています」、谷川センター長は「派遣された先生方には専門を超えて診ていただき、本当に助かっています」とお礼を述べました。

 診療実績について、2024年度の外来患者は約5200人で7年前の開設時から2倍に増え、高齢者と復興関連の50、60代が多いほか、スポーツイベントの開催により19歳以下の患者も増えてきている、と報告しました。安達病院長は「派遣から帰ってきた医師は、いい経験をしたと口をそろえます。景観なども楽しんでいるようです」と応じました。

 広島大学病院から福島へは2016年10月から内科系の医師を、3カ月交代を基本に、今月までに延べ37人を派遣。ふたば医療センター附属病院などで診療に当たっています。また、救急医を毎月1週間派遣しています。


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