広島大学病院に併設されているYHRPミュージアムで12月24日、クリスマスコンサートが開かれました。表情豊かなバイオリンやピアノの音色、伸びやかなテノールとソプラノの歌声に、入院中の子どもたちがクリスマス気分を楽しみました。小児病棟にも中継されました。
小学5年高橋和奏さんのバイオリンと母真弓さんのピアノによるクリスマスメドレーで幕開け。美術館建設にかかわり、ことし9月に最高齢のテノールオペラ歌手としてギネス世界記録に認定された原田康夫元広島大学長は、新宅雅和さんのピアノ伴奏で独唱やソプラノの久保幸代さんとオペラの名曲を朗々と歌い上げました。
広島城をライトアップする小児がん啓発キャンペーンに協力し毎年、小児病棟で演奏をしていただいているバイオリニストの後藤明子さんは、清水隆世さん、清水さくらさんと、クラシックやポピュラーを彩り豊かに演奏していただきました。
最後に出演者と観客席が一緒に「きよしこの夜」を歌い、温かな雰囲気に包まれました。

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