世界(日本)肝炎デーの28日、肝炎ウイルス検査と、肝臓に悪影響を及ぼす可能性がある口内細菌が増えないよう歯磨きを呼び掛けるイベントが広島大学病院診療棟3階のホールで開かれました。希望者に無料の肝炎ウイルス検査を行い、口内細菌の状態を顕微鏡で確認してもらいました。
広島県が認定する特任肝疾患コーディネーターや歯科医師、看護師たち10人が案内。患者さんやご家族の歯垢や舌を綿棒でこすり、顕微鏡で400倍に拡大した画像をモニターに映し出すと、あちこちに動き回っている細菌が確認できました。
昨年は歯磨きをした後、ことしは口をすすいだだけで確認した人は、「ことしは細菌の数も動きも違いました。歯磨きの大切さが実感できました」と話し、「口腔内細菌が血流にのって肝臓に移ると、肝炎の病態を悪化させる恐れもあります」との説明にうなずいていました。口の中の細菌の肝臓への影響を尋ね正解すると、ばんそうこうやエコバッグが当たるクイズにも挑戦しました。
肝炎ウイルス検査は5mL程度の採血で、検査結果は自宅へ郵送します。肝がんの原因の大半は肝炎ウイルスの感染とされ、肝炎は放置すると肝硬変や肝がんに進行する恐れがあります。B型肝炎は働く世代に多く、C型肝炎は高齢者世代に多いと考えられていますが、自覚症状がないケースが多く、早めの肝炎ウイルス検査が大切です。広島県は、委託する医療機関や県保健所(支所)で、無料で肝炎ウイルス検査を実施しています。広島、呉、福山の市民は各市が委託する医療機関で検査を受けられます。
肝がんは検査で防げるかもしれません。一生に一度は肝炎ウイルス検査を!

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