福島の復興支援に従事した本院医師が病院長へ報告

 広島大学では、福島県立医科大学から双葉地域の避難指示解除を見据え、帰還住民が安心して住み働ける環境を整備するための医療体制構築を目的として、同大学病院内に設置された「ふたば救急総合医療支援センター」への協力依頼に対し、広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置、昨年10月からは本院医師が出向して医療支援を通じて福島復興に協力しています。

 今年7月から3か月間の出向を終えた呼吸器内科の山口覚博助教が10月20日、平川勝洋病院長に服部登診療科長同席のもと、出向報告を行いました。
 平川病院長からはねぎらいの言葉が述べられ、山口助教は福島での復興支援の状況を振り返りました。
 山口助教は、未治療者・重症化予防対策の個別指導を行うほか、楢葉町で行われた「高齢者の息切れについて~慢性閉塞性肺疾患(COPD)を見逃さないために~」の講師として、早期発見への必要な知識の説明を行うなど復興支援に貢献しました。

服部診療科長、山口助教、平川病院長(左から)

服部診療科長、山口助教、平川病院長(左から)

研修会で講演する山口助教

研修会で講演する山口助教


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