福島の復興支援に従事した本院医師が病院長へ報告

 広島大学では、福島県立医科大学から双葉地域の避難指示解除を見据え、帰還住民が安心して住み働ける環境を整備するための医療体制構築を目的として、同大学病院内に設置された「ふたば救急総合医療支援センター」への協力依頼に対し、広島大学病院内に「福島医療支援センター」を設置、2016年10月からは本院医師が出向して医療支援を通じて福島復興に協力しています。

 本年7月から3か月間の出向を終えた総合内科・総合診療科の岸川暢介講師が10月4日、木内良明病院長に田妻進診療科長同席のもと、出向報告を行いました。

 木内病院長からはねぎらいの言葉が述べられ、岸川講師は福島での復興支援の状況を振り返りました。
 岸川講師は、4月23日に地域医療を支えるため開院した福島県ふたば医療センター附属病院での診療にも携わり、「福島のみなさんの感謝の気持ちにふれることができ、福島での復興支援に従事できてよかったと感じました。」と振り返りました。

木内病院長、岸川講師、田妻診療科長(左から)

木内病院長、岸川講師、田妻診療科長(左から)

谷川福島県立医科大学副理事長から辞令を受ける岸川講師

谷川福島県立医科大学副理事長から辞令を受ける岸川講師


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